0004|服屋から建築イラストレーターに
前回の続きから
美大を中退した後は、そのショックで「これでグラフィックデザイナーに
なるという夢も途絶えてしまったな、、、」と感じました。
当時は気づかなったのですが、これって手段と目的が逆になっている状態なんですね、、。
美大って絶対必要じゃなくて、学校に行かずとも出来る
打開策もあるはずなのに、すぐに諦めてしまったのです。
その後、取り敢えず生活費は稼がなくてはいけないので近くのアパレルショップで店員を始めました。
アルバイトだけの生活費でギリギリで暮らしていたのですが、
このままの生活だと先が見えないなぁと不安を感じていたところ、
当時付き合っていた彼女(今の奥様)のツテで、とある建築組織設計事務所で
絵を描ける人を探しているよ、とお声がけをいただきました。
これはまたとないチャンスだ!と思い、すぐさま応募、面接、課題提出をし、
なんとか契約社員として採用させて頂きました。
始めは不慣れな事もあり苦労もありましたが、徐々に業務遂行能力もついていき、
その3年後には正社員登用いただき、日々、手描きパース制作に邁進しております。
なかなか忙しい毎日ですが、スキルを磨きながら、仲間達と規模の大きいプロジェクトに参画出来、
とても刺激的な毎日を過ごさせて頂いてます。
こちらで一旦私のヒストリー記事はおしまいとさせて頂きます。
ありがとうございました。